自動化ツールを使って営業メールを効率化、おすすめツール5選
企業の営業担当者が商談のアポイントを獲得する手法として、営業メールがあります。
営業相手とのリアルタイムなやり取りはなく、一見簡単にも思われがちですが、何百何千もの企業へ営業メールを手作業で送るとなるとかなりの時間がかかるため、おすすめできません。
しかし、ツールを使うことで、営業メールを自動で送信することができます。
今回は営業メールの自動化ツールを使うことのメリット、おすすめの自動化ツールをご紹介いたします。
目次
営業メールとは
メールを使った営業活動全般を営業メールと呼びます。
自社の商品やサービスを紹介する文章を作成し、見込み客へ送る営業手法です。
リアルタイムでの顧客のやり取りはないため、特別な営業スキルは必要なく、新入社員や営業を始めたばかりの企業でも手軽に行うことができます。
その他の営業手法との違い
営業メール以外にもさまざまな営業手法がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
見込み客のリストに対して一件一件電話を掛けるテレアポ(電話営業)は、リアルタイムでのやり取りが必要になり、架電相手からの質問などに対してその場で返答が必要になります。
営業メールの場合は、メールに返信していただくケースも多く、返答内容を整理してから対応することが一つの違いといえるでよう。
どちらも商談のアポイントを獲得するために行われる手法ですが、アポイントを取らずにいきなり企業へ訪問して営業する、飛び込み営業などもあります。
飛び込み営業は、受付時点では対応して頂くことが多いですが、その分担当者にも警戒されるので、なかなか成功することもありません。
また、直接訪問するとなると、時間も体力も必要になります。
営業メールであれば、相手が興味関心を示してくれれば、こちらからアクションを起こさずとも、相手から返信を待つことができるため、時間も体力も最低限で済みます。
営業メールの課題
営業メールは手軽に思える部分もありますが、抱える課題も少なくありません。
それでは営業メールが抱える課題について見ていきましょう。
・見込み客リストの作成に時間が掛かる
今日では、企業がウェブサイトを所有していることが当たり前になりました。
見込み客リストを作成する際には、ウェブサイトを閲覧し、自社の商品やサービスを必要としているかどうかを見極めることで、見込み客リストを作ることができるでしょう。
しかし、実際のところリスト作成をするとなると、時間もかかるうえに、その他の業務に手が回りません。
また、膨大な数のウェブサイトがあり、一つ一つのサイトにも大量情報が掲載されています。
多くの情報をまとめる作業も必要になります。
・リストに対してメールを送信するのも大変
苦労してリストを作成できたとしても、困りごとは終わりません。
リストに対してメールを送信しなければなりません。
担当者がメールソフトを起動して、メールアドレスと本文を一つ一つコピー&ペーストして送信するとなると、これもかなり大変な作業です。
仮に1件30秒で作業をこなしたとしても、1時間に120件しか送信できません。
なんらかの手段を用いて社内から一斉に送信しようとする場合、今度はネットワーク負荷の問題が出てきます。
・送信結果をどうやって評価すればよいのかわからない
送信されたメールは読まれているのでしょうか。
通常の手段でメールを送信した場合、実際に問い合わせのメールが返信されてきたり、電話での問い合わせを受け付けた場合にのみ、メールの効果を確認することができません。
受信した企業がメールを開封しているのか、URLをクリックして自社のウェブサイトを閲覧しているのかといった重要な情報を得ることができません。
反応を見ながら徐々に営業メールの質を改善していくことは困難です。
・これらの作業を繰り返していかなければならない
営業メールを1回送信しただけでアポイントにつながることはまれでしょう。
メールに反応するのは実際にサービスや商品に需要が生じている時に限られます。
繰り返し営業メールを送信しなければなりません。ビジネスの状況は日々変化しています。リスト作成からメール送信までの作業を定期的に繰り返していかなければなりません。
自動化ツールで作業をなくす
営業メールは効果的な営業手法ですが、通常のオフィスの設備と人員で実施するのは困難です。
営業メールの作業は繰り返しが多く人間よりもコンピューターに向いています。
メールによる営業に適した自動化ツールが提供されています。
ツールの種類
営業メールの自動化ツールにはさまざまなものがあります。
自動化ツールを選択するときには、ツールの種類、つまりツールが提供する機能に注目しましょう。
ツールの基本的な機能は見込み客リスト作成機能、一斉メール送信機能、送信結果評価機能です。
とくに見込み客リストの作成手法は、ツールごとにかなりの違いがあります。
ツールを見極めるときにはリスト作成手法に注目しましょう。
費用対効果は?
営業メールの費用対効果はどれくらいになるのでしょうか。
後ほど詳しく紹介するAPOLLO SALES(アポロセールス)は平均アポ単価1万円としています。
テレアポを外注した場合、アポ単価の相場は数万円といわれているため、費用単価はかなり優れているといえるでしょう。
おすすめツール5選
営業メールを自動的に送信するツールにはさまざまなものがあります。
ここではそうしたツールのうち5種類をえらんでご紹介いたします。
営業メールの自動化と言っても、実際に提供される機能はさまざまです。
それぞれのツールの機能をよく理解して、自社の目的に適合するツールを選択しましょう。
Approach DAM
Approach DAMはNI Condultingが提供する営業メールツールです。
Approach DAMの主な機能は、メール取込、ウェブフォーム取込、メール配信、イベント管理、電話コール管理、分析機能です。取り込まれたメールや、イベントの記録などを分析して見込み客を抽出し、それに対してメールを配信することができます。
シナリオを登録すれば購買履歴に対応したメールの配信も可能です。
Approach DAMを活用すれば、営業が成功する可能性が高い休眠顧客へのアプローチ、関心の高い見込み客の抽出、適切なフォローを実行することで売上拡大に向けて顧客を育成することができます。
またメール配信結果を分析することでPDCAサイクルを回しながら、営業の質を徐々に高めていくこともできます。
配配メール
配配メールは株式会社ラクスが提供する、メルマガ配信・一斉メール配信サービスです。Approach DAMと同様に、メールの一斉配信、メール配信回数によって送信内容を変えるステップメール、分析により顧客をセグメント化したうえでメールを配信することもできます。
使いやすさを優先した結果シンプルな操作と機能、強力なサーバー、手厚いサポートを実現しています。
サイトの発表によると、導入企業6,000社以上、継続率98パーセント、サポート満足度95パーセントです。
メール作成機能を使うと短時間にHTMLメールを作成することができます。
IPアドレスを分散することで迷惑メールに間違われないようにする仕組みやエラー管理など、配信の精度を高める工夫も搭載されています。
List Finder
List Finderは株式会社イノベーションが提供する営業活動を対象としたマーケティングオートメーションツールです。
List Finderを使うことで、成約につながりやすい顧客を抽出して営業活動を行うことができるようになります。
最初に、名刺スキャンのデータ化や名寄せ・属性付与、フォーム作成などで、抽出のもととなる顧客データを集積します。
そうして集積された顧客リストに対して、テキストメールやHTMLメールを作成・送信することができます。
配信結果の分析をさまざまな角度から行うことで、購買意欲が高い見込み客を発見し、アプローチを継続することで最終的な成約につなげていきます。
名刺に関してSansan連携が提供されます。
ステップメール、メールのアクセス解析、セミナーページ作成機能もあります。
このようにみてみると、List Finderはメール配信を中心として、一般顧客を対象としたECサイトで広く行われてきたマーケティングオートメーションの方法を営業向けに充実させたものとみることができそうです。
SATORI
SATORIはSATORI株式会社が提供する、ウェブサイト上の顧客行動の分析に基づき、成約に向けて見込み客を発見・育成するツールです。
サイトを訪れた顧客、メールを受信した顧客を匿名/自部名で管理します。
顧客の行動にも取り組んでいます。
顧客情報のIPアドレスからどの企業が閲覧しているのかの情報を得ることもできます。
ランディングページの作成や、フォームやポップアップでのリード獲得も行います。
獲得したリードに対してシナリオメールを配信したり、セグメント化したうえで顧客の状態に応じたメールを送信したりすることもできます。
また、プッシュ通知やGoogle/Yahoo/Facebookなどとの広告と連携し、顧客セグメントを特定したうえで広告を配信する機能もあります。
見やすいレポーティング機能や、オプションとしてSalesforceやkintoneなどの外部のCRMシステムと連携させることも可能です。
List Finderと同じように、SATORIもまた、一般顧客を対象としたECサイトのマーケティングオートメーションの技法を、最大限営業に応用したツールと言えるでしょう。
ウェブサイトによると、SATORIは350社以上に導入されています。
Sales Cloud
Sales Cloudは米国カリフォルニア州に本社を置く、CRM(顧客関係管理)システムの世界的大企業salesforce.com(セールスフォース・ドットコム)が提供する営業ツールです。
顧客管理機能を使うと、取引履歴、主要連絡先、接触履歴、社内会議の内容、FacebookやTwitterといったSNS上の情報などをまとめて管理することができます。
案件管理は案件の進捗状況はもとより競合の情報など関連するすべての情報を集約します。見込み客管理機能を使うと、見込み客に関するすべての情報を正確にトラッキングしつつ、見込み客を育成していくことができます。
見込み客の獲得から商談成立までソーシャルメディアを含むすべてのチャネルでアプローチを実施し、管理することができます。
巨大企業が提供しているだけに、すべての情報、すべてのチャネルを使った包括的な営業アプローチが可能となります。
営業メールなら「APOLLO SALES(アポロセールス)」
ここまで、5つのツールをご紹介いたしました。
各ツール毎に機能や特徴に違いがあり、様々な用途で使用することができるでしょう。
最後に、営業メールの効率化に特化したツール、「APOLLO SALES(アポロセールス)」をご紹介いたします。
APOLLO SALES(アポロセールス)とは専用の法人データベースを利用して、リードの抽出を行ったうえで、営業メールの送信を自動で行うツールです。
APOLLO SALES(アポロセールス)は独自に数十万件以上の及ぶ法人の情報をデータベース化しています。
ウェブ上の情報を用いて作成されるデータベースは、日々最新の情報を取り込んで更新されます。
このようにして、精度の高い法人情報を収集・管理している結果、自社のサービスや商品を必要とする企業にもれなくアプローチできるので、アポイントに繋がりやすいという特徴を持っています。
APOLLO SALES(アポロセールス)で見込み客リストを作成する場合、主に検索機能を使いますが、このときAPOLLO SALES(アポロセールス)側のAIが働き、条件を解析し、自社のサービスや商品に対して購買意欲がある企業を抽出します。
AIには学習機能があるため、APOLLO SALES(アポロセールス)を使い続ければリストの精度は自然に上がっていきます。
とくに中小企業の場合、ツールを導入するときは、機能だけではなく使いやすさも成功の決め手となります。
この点、APOLLO SALES(アポロセールス)のインターフェイスは「リスト検索」「キャンペーン作成」「効果測定」の三つの画面だけなので業務担当者に負担がかかりません。
直感的にわかりやすい三つの画面を操作するだけでメールや問い合わせフォームによる営業活動が可能となります。
また、利用企業は実際にアポを取ることを目指したサポートを受けることができます。
契約後すぐに専任のサポート担当者が導入をサポートします。
その後もサポートは、単なるツールの操作だけではなく、アポを取りやすい営業メールの作り方など、営業面をもサポートします。
<APOLLO SALES(アポロセールス)はテレワークでも有効!>
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、テレワークを実施する企業が急増しており、対面や電話での営業が難しくなりつつあります。
ここで自動営業ツールAPOLLO SALES(アポロセールス)を活用すれば、テレワークを導入した企業に対しても、今まで通りアプローチすることができます。自身もテレワークをしながら、自動でアポを獲得することができるため、非常に有効なツールだといえるでしょう。
テレワークでの営業活動に課題を抱える企業は、ぜひお問い合わせください!
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まとめ
以上、営業メールについてとその自動化についてご紹介いたしました。
自社で実行するのは難しい営業手法ですが、ツールを使えば少ないコストでアポイントメントをとることができます。
営業メールに限らず、営業活動で抱えている悩みも解決できるので、業務を効率化できます。
是非、ツールを使ったメール営業を検討してはいかがでしょうか。
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セールスをするにも、マーケティングをするにも、まずはターゲット企業がどこなのか特定することが最初の第一歩となります。当社では、豊富な企業詳細データを活用した営業分析により、ターゲット企業をリストアップするサービス「LIST ANALIST」を無料で提供しています。
- お持ちの営業リストや顧客リストに、業種・従業員数・資本金・売上高などの詳細情報を補完する
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上記について、無料でデータとサービスを提供しておりますので、ぜひお問い合わせを頂き、その先のセールス・マーケティング活動にご活用ください。
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会社概要
会社名 | 株式会社 Onion |
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代表者 | 川村亮介 |
設立 | 2016年4月 |
資本金 | 8,200万円(資本準備金含む) |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-11 花門ビル 3F |