営業活動を効率化、メール営業代行サービスとは
足でかせぐ、電話をたくさんかけるといった、人海戦術や個人の能力によって差が出てしまう営業分野にも、効率化の波が訪れています。
メール営業においては、メール営業代行サービスやツールを使った効率化が進んでいます。
今回は、メール営業をより効率化するための代行サービス、ツールのご紹介をします。
目次
メール営業代行サービスとは
そもそもメール営業とはどのような営業手法であるのかを見ていきましょう。
メール営業で新規獲得をする
メール営業とは、顧客の新規獲得をするために、自社の商品・サービスを紹介するメール文章を見込み客に送信する営業手法です。
では具体的にはどのような作業が必要となるのでしょうか。
一つ一つ確認していきましょう。
・営業のメール文章を作成する
自社の商品やサービスを訴求するメールの文章を作成します。
営業メールでもっとも重要なのはタイトル(件名)です。
読みやすく中身が伝わるタイトルを工夫して開封率を高めます。
メール本文の構成は、挨拶・自己紹介、用件、メリット、時間設定となります。
信頼感を獲得すること、商品・サービスのメリットを理解してもらうことが課題です。HTMLメールを作成して視覚に訴える方法も有効です。
・見込み客のリストを作成する
なんらかの方法で営業先のリストを作り出さなければなりません。
インターネットを活用すれば、広い範囲の企業にアプローチできるようになります。
企業のウェブサイトを訪れて、訴求したい商品・サービスを必要とするか判断し、リストに追加していきます。
・見込み客リストに対して営業メールを送信する
メールの本文とリストができたら営業メールを送信します。
メールアプローチで新規顧客を獲得する作業は、以上の流れで実施されます。
メールを送信した後は、メールや電話で問い合わせが来るのを待ちます。
問い合わせが来たら商談のアポイントを取り、商談につなげます。
この部分は、営業メールというよりも通常の営業業務と考えるべきでしょう。
1.2メール営業代行サービスで効率化
メール営業代行サービスとは、前段で説明したメール営業における作業を代行するサービスです。
メール営業代行サービスを利用することで、メール営業で起きる課題を解決することができます。
では、メール営業での課題について見てみましょう。
・見込み客リストの作成
メールによる営業を実施する上での最大の課題は、見込み客リストの作成です。
たしかに、インターネット上には企業の情報があふれています。
通常の検索エンジンに、自社の商品やサービスの名前を打ち込めば、見込み客企業を多少は見つけられるかもしれません。
しかし、本当にそのやり方で購買意欲がありそうな企業をもれなく見つけることができるかというと、やはり無理でしょう。
そもそも検索エンジンは、営業に役立つ結果を出力するようにはできていません。
検索結果を一つ一つ開いて、企業情報を確認することになりますが、企業のウェブサイトにも大量の情報が掲載されています。
それらを一通り閲覧して判断するとなると、ここでも膨大な時間がかかります。
つまり、検索結果の精度の低さ、検索結果の膨大さ、各企業のウェブサイトの情報量の大きさが壁となり、まとまった数のリストを作成することは難しくなるのです。
リストができたとしても、精度が低いためにアポを獲得するのは難しいでしょう。
・メールの送信に時間がかかってしまう
リストに対してメールを送信する作業にも難しい側面があります。
リストが大量であるために、通常のメール送信では間に合いません。
一つ一つメールを送信するのは時間がかかりすぎますし、送信できる時間があったとしても、時間の無駄になってしまうでしょう。
・送信されたメールへの反応がわからない
なんとかして見込み客リストを作成し、メールを送信したとします。
しかし、普通のメールソフトでは、送信されたメールが開封されたか、自社サイトの商品やサービスを紹介したページが閲覧されたかを確認することができません。
結果、問い合わせメールが来たり、電話がかかってきたりしたときだけ、反応が確認できることになります。
繰り返しメールを送信してデータを貯めて行くことができません。
・営業メールは繰り返さないと意味がない
営業メールは、1回送信しただけで意味があるものではありません。
定期的に送信し続けることで初めて効果を発揮します。
潜在的に購買意欲があるとしても、実際に需要が生じたときにメールを受け取らない限り、メールは素通りされてしまうでしょう。
需要が生じるタイミングはわからないので、繰り返しの送信が必要となります。
ビジネスの状況は日々変化します。
最新の情報に基づいて営業を行うためには、見込み客リストも定期的に作り直さなければなりません。
非常に時間がかかる作業をやり続けなければなりません。
こうした課題を解決する手段として、営業メール代行サービスが提供されています。
メール営業代行サービスの利点
代行サービスを活用することで、メール営業を実施する上での課題を解決することができます。
代行サービスを選ぶときには、課題をすべて解決できるサービス内容になっているのかを確認しましょう。
代行サービスが、独自リストを提供するかどうかは、特に重要なポイントです。
一斉メール送信機能や送信結果評価機能は多くの場合提供されます。
HTMLメールを作成する機能があると便利ですが、この点は他のツールを使うこともできるでしょう。
メール営業代行サービスを提供する企業
営業メール代行サービスを提供する企業を3つほどご紹介いたします。
これらの会社はそれぞれ独自の営業代行サービスを提供しており、営業メール代行サービスはその中に位置づけられています。
株式会社アイランド・ブレイン
株式会社アイランド・ブレインは、アポイント獲得に特化した営業代行会社です。
アイランド・ブレインにアポイント獲得を外注することで、自社の営業スタッフは、獲得されたアポイントに対する商談に集中することができます。
アイランド・ブレインはとてもシンプルな料金体系を採用しています。
成功報酬型の料金体系であり、商談のアポイントを1件獲得するごとに16,200円の料金が発生します。
アイランド・ブレインの営業代行は単なるテレアポ代行、つまり顧客企業が作成した見込み客リストに対して電話営業を行うだけではありません。
顧客企業のサービスや商品を理解した上で、見込み客リストを提供したり、トークスクリプトの提案をしたりします。
経験豊かな正社員が新規客獲得に取り組むことで、受注につながるアポを獲得します。
また獲得したアポを受注に結び付けるための商談やフォローの方法なども提案します。
新規顧客獲得は、営業の中でも特殊な領域です。専門家に外注することで自社の営業は自分がやるべきことに専念できます。
株式会社エグゼクティブ
株式会社エグゼクティブもまた、見込み客の獲得と育成に特化した営業代行会社です。
独自に開発し、特許を取得した営業管理システム「RE-CH!」によりウェブ上の情報や、これまでのアプローチの経過など全ての情報を一元管理します。
このシステムがあるおかげで、最適な人に、最適なタイミングでアプローチすることが可能となっています。
このように整備された情報をもとに、見込み客の獲得や、一度商談をしたあとで受注に結び付かなかった場合のフォローなどの見込み客の育成などを代行します。
エグゼクティブの主な営業手段は電話セールスです。
成功したセールストーク250事例以上が保存されているので、どのような案件に対しても臨機応変に対応が可能です。
エグゼクティブにはまたウェブサイトの改善やウェブ広告を取り扱うウェブ営業部門もあります。この部門はウェブサイトを改善して顧客側からの問い合わせを増やします。
エグゼクティブは今話題のインサイド営業(内勤営業)を代行する会社と言えるでしょう。エグゼクティブの得意分野は、コンサルティングなどの説明が難しい商材、システム開発などのカタチのない商材、訪問先と長期的な信頼関係を築いたうえで販売する商材、値段が高い商材です。
トライコーン株式会社
トライコーン株式会社はメールによるマーケティングを得意とする、CRM(顧客関係管理)のソリューション提供会社です。
重要ではあるものの、専門性が必要なCRMをより使いやすくすることを目指しています。顧客管理、メール配信、フォーム制作、サイト制作機能をインターネット上のアプリケーションとして提供するクライゼル、メールマーケティング、メール配信、フォームやサイト作成を代行するアイモス、Salesforce活用サービス、LINE関連サービス、高速メール配信エンジンaotobahnといったサービスが用意されています。
クライゼルを使えば、簡単にHTMLメールを作成できます。
シナリオを設定したステップメールやレコメンドメール、メールマガジンを送信することもできます。
送信されたメールの効果を、グラフ化されたレポートで確認することもできます。
クライゼルの操作が難しい場合、アイモスに外注することができます。
アイモスがメールの作成、配信、効果検証などを代行します。
メール営業に関連するサービスは以上のようになりますが、ECサイトなどのCRM業務全般を、クライゼルを使って自社の社員が行ったり、アイモスに外注したりすることもできます。
メール営業代行サービス以外の方法は??
メール営業代行サービスはメール営業やテレアポ営業を代行するサービスです。
メール営業に限れば、代行サービスに外注する方法以外に、ツールを使ってメール営業を実施する方法もあります。
代表的なメール営業ツールである「APOLLO SALES(アポロセールス)」を例にとり、ツールを使ったメール営業をご紹介しましょう。
APOLLO SALES(アポロセールス)の特徴
APOLLO SALES(アポロセールス)はメール営業を実施するためのウェブ上のツールです。
契約後発行されるアカウントを使ってウェブ上のサービスプログラムを動かしながら、メール営業を実施します。
APOLLO SALES(アポロセールス)は数十万件以上におよぶ独自の法人データベースを蓄積しています。
営業活動の決め手となるのがやはりこのリストです。
自社のサービスや商品を必要とする企業を見つけられれば、自然に受注につながります。
見込み客の獲得に特化した法人データベースの存在が、APOLLO SALES(アポロセールス)の最大の強みでしょう。
APOLLO SALES(アポロセールス)を使って自社のサービスや商品に対して購買意欲がある企業を見つける方法は、通常の検索エンジンを使う場合とよく似ています。
担当者は検索をかければよいのですが、APOLLO SALES(アポロセールス)の内部ではAIが働き精度の高いリストを生成します。
AIには学習機能があるので、APOLLO SALES(アポロセールス)を使い続けることでリストの精度は上がっていきます。
APOLLO SALES(アポロセールス)を使おう
APOLLO SALES(アポロセールス)のサイトは、平均のアポ単価は1万円としており、テレアポ代行サービスのアポ単価の相場は数万円と比べると、非常に安価であるといえます。
メール営業ツールと代行の最大の違いは、ツールは自分で使いこなす必要があることです。
機能がたくさんあっても使いこなせなければ意味がありません。
APOLLO SALES(アポロセールス)はとても簡単に使うことができます。
「リスト検索」「キャンペーン作成」「効果測定」の三つの画面は、作業担当者に負担をかけないよう、熟慮した上で設計されています。
三つのインターフェイスを直感的に操作することでメール営業を実施することができます。
ツールを使いこなす際のもう一つポイントはツールのサポート体制です。
APOLLO SALES(アポロセールス)の場合、契約後すぐに専任の担当者がつき、導入を支援します。
導入後もツールの操作方法だけではなく、アポが取れる営業メールの書き方など、営業の内容に踏み込んだ指導をうけることができます。
まとめ
以上、営業メールとその代行サービスについてご紹介しました。
また代行サービスとは別に、ツールを使う方法があることもご紹介しました。
ツールを利用することでかなり効率的に営業を行うことができるようになりますが、企業の状況はさまざまですので、自社の課題にあうツールを選ぶと良いでしょう。
APOLLO SALES(アポロセールス)であれば、リスト作成に限らず、作成したリストに対して自動でアプローチすることのできるので、多くの企業の課題を解決することができるでしょう。
是非、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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会社概要
会社名 | 株式会社 Onion |
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代表者 | 川村亮介 |
設立 | 2016年4月 |
資本金 | 8,200万円(資本準備金含む) |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-11 花門ビル 3F |