営業関連 2019.05.31

完全成果報酬型のテレアポ会社を徹底比較！

営業活動のプロセスの第一歩である「テレアポ」は、会社全体のイメージを決める大切な業務の一つです。

会社の商品やサービスがどんなに充実したものであっても、電話営業をかけた担当者次第でアポイント獲得に繋げられないといったことも十分に考えられます。テレアポがうまくいかない場合には、ここにさらに多くの人員と時間を費やさなければならず、これを繰り返していると企業の利益を圧迫してしまうことになります。

 

このような背景から、現在営業業界ではテレアポ営業専門の会社が注目されています。
一般企業がテレアポ営業専門業者に業務委託すれば、営業戦略からアポイントを獲得するまでを一括して請け負ってもらえます。会社の営業部にとってはこれ以上なく頼りになる存在といえるでしょう。

一方で、前述のとおり、テレアポは会社に対する顧客の第一印象を左右する重要な役割です。テレアポの代行先がきちんと結果を出してくれるのか、不安に感じる方も多いでしょう。

 

そこで今回は、テレアポの役割とテレアポ会社に営業委託することのメリット、そして数あるテレアポ会社の中からおすすめの業者についてご紹介したいと思います。

 

新規アポを確実に取ろう｜APOLLO SALES

 

テレアポ会社を利用する

営業は、お客様である様々な企業に対し、自社の商品やサービスを売って会社に利益をもたらします。

営業活動を進めていく過程には常に「ノルマ」が付きまといますが、新規開拓営業の場合、自社の商品やサービスに関心がないお客様に対してもアプローチしなくてはなりません。

自社の商品がどんなに魅力的でも全てのお客様が買ってくれる訳ではなく、そもそも話を聞いてもらえるかどうかも分かりません。

そのため、営業フローの第一段階であるテレアポで断られるケースも少なくなく、成果を上げられないまま時間だけが過ぎていってしまうこともあります。こういった営業活動で付いて回る不安を取り除くために、テレアポ会社の利用をおすすめします。

 

テレアポとは

顧客候補に対して電話をかけてアポイントを獲得することを「テレアポ」といいます。主に新規顧客の開拓を目的として、商品やサービスの説明を行って契約やアポイントの交渉をします。

テレアポの業務ではマニュアルが用意されてあることが大半です。基本的には、挨拶、自己紹介、要件、詳しい説明といった流れで会話を進めていきます。
また、通話中に慌てないように、相手からの質問に対する答えをある程度見越したマニュアルも用意されています。このように、テレアポには基本的な対話能力と柔軟な対応力が求められます。繰り返しになりますが、テレアポは会社の窓口であり、アポイントがとれるかどうかを決める重要な役割を担っているのです。

 

テレアポ会社で効率化する

テレアポ会社を活用することによって、リード(見込み客)や見込み案件を作り出し商談に持ち込むための第一歩であるアポイント獲得という重要な部分をアウトソーシングすることができます。訪問営業を基本スタイルとする企業は、リードに実際に会うことが受注獲得の第一歩です。

そのためのアポイントの獲得をテレアポ代行業者に委託し分業することで、自社の業務へより注力することが可能となり、会社の生産性を大きく上げることができます。

 

多くの場合、営業担当者にとってリード対象は幅広く、膨大なターゲット市場に常に大きな網を張る労力が必要になります。テレアポ専門の営業代行会社を利用すれば、豊富な経験と高いスキルを兼ね備えたオペレーターが即戦力となって依頼元の社員に成り代わって営業活動を推し進めるので、マーケティングに費やす手間を大幅に省くことができます。本来投入すべき営業リソースをテレアポ営業代行会社に委託することで、商談プロセスからクロージングまでの質をより高めることが可能なのです。

 

完全成果報酬型にするメリット

完全成果報酬型は、成果が得られた時点で費用が発生する、テレアポ会社との契約形態の一つです。「完全」とある通り、完全に成果が出た場合にのみ報酬が発生します。ただし、ここでいう「成果」はアポイントの獲得や商談機会の創出といったことを示しており、必ずしも売り上げに繋がらないこともあります。

 

完全成果報酬型を利用する依頼側のメリットは、結果が出なければ固定費を支払わずに済むので、導入リスクを最小限に抑えることができるということです。さらに、テレアポ会社のプロフェッショナルによる営業であるため、その後の商談プロセスにおいても高い結果を期待することができます。

 

なお、完全成果報酬型は営業活動で結果が得られた時点で報酬が発生する契約形態のことを指しますが、受注獲得や契約の成立など、営業活動における最終着地地点の成果に対して報酬が得られる「完全成功報酬型」というものもあります。

 

テレアポ会社を比較！

テレアポ会社選びにはいくつかのポイントがあります。自社が望むアポイント条件を受け入れてくれるか、コール履歴が納品されるか、商談結果のフィードバックを迅速に行ってくれるか、といったことが代表的な例です。テレアポ会社の基本的なサービス内容だけではなく、他の業者にはない付加価値があるかどうかを確認することによって、よりクオリティの高いテレアポ会社を選ぶことができます。

依頼したテレアポ会社の顧客への対応が悪かった場合、自社の評判が下がってしまう恐れがあります。一度評判が落ちてしまうと、信頼回復には多くの時間がかかってしまいます。テレアポ会社を選ぶ際には、実績や評判について慎重に確認する必要があります。

 

以下では、数あるテレアポ会社の中でも実績を残している3社について、特徴や料金体系を比較してご紹介します。

 

株式会社タスク

1.特徴

①リアル営業にも対応

電話営業のみならず、法人向け(BtoB)、個人向け(BtoC)の催事販売や訪問営業などのリアル営業を行っています。

 

②営業関連業務に細やかに対応

一回きりの客先訪問や数件から数十件の電話営業でも、プロフェッショナルの営業マンがしっかりと対応してくれます。

 

③クロージング業務まで対応

アポイント獲得だけではなく、客先へのプレゼン資料作成、契約締結、クロージングなど、高度な業務にも対応可能です。

 

④明確な費用の提示で安心

業務委託の際に説明しなかったことについて、追加費用を求められることはありません。無理やり継続して契約を結びつけるようなことはないため、安心して利用することができます。

 

⑤ネットで簡単に低価格で依頼可能

WEBや電話での煩わしい契約手続きは不要で、簡単に依頼することができます。事務的なコストを最小限にすることで、低価格にも拘わらず高いレベルの営業スタッフを活用することが可能です。

 

2.料金

・完全成果報酬/成功報酬型：売上の15％～(商材により応相談)

・初期費用・固定費用：0円

 

株式会社アイランド・ブレイン

1.特徴

①会社独自の営業教育を受けた営業マンが実施

会社独自の営業ノウハウを体系的に身に付け、業界知識や業務経験などの社内基準を完璧にクリアした、経験豊富な営業のエキスパートが営業を代行します。代行する営業マンの能力次第で営業成功率は大きく変動するため、アルバイトは一切採用していません。

 

②営業フロー全体をバックアップ

高い品質のアポイントを継続的に提供するだけでなく、初回訪問後のリードフォローや契約受注までの営業戦略全体を支援してくれます。BtoB事業の場合、1回目の商談ですぐに契約を受注することはありません。初回商談後のフォロー営業を徹底することが、新規開拓を成功させるためには重要です。

 

③優秀な営業マンの出し入れが可能

営業は、業種や業態によって営業力が必要な時期にばらつきがあります。営業力が必要とされる閑散期には、いち早く質の高い商談を獲得することができ、繁忙期には営業代行をストップすることが可能です。一度営業代行を契約すれば、依頼の再開・ストップを繰り返し行うことができます。その際には、追加費用などは一切発生しません。

 

2.料金

・完全成果報酬型：商談1件に対し16,500円

 

株式会社セールスジャパン

1.特徴

①コストの削減

完全成功報酬型なので、余計なコストは一切かかりません。初期費用やランニング費用をかけることなく、結果が出た場合にのみ費用が発生します。また、営業担当者を自社で抱えるコストも削減することができます。

 

②効率的な営業代行

厳しい競争マーケットで勝ち抜くには、スピード感のある営業活動がかかせません。セールスジャパンを利用することで、マーケット調査、クライアントのニーズ、商品、営業戦略などに合わせ、プロフェッショナルな営業部隊を迅速かつ柔軟に稼働させることができます。完全成功報酬型であるため、依頼元と同じモラルと意識を持って、高いクオリティで営業支援とバックアップを行います。

 

③新規販路の開拓

セールスジャパンの営業マンには、大手メーカーや大手金融機関などの第一線で営業活動をしていたメンバーが揃っています。彼らのコネクションを活かすことで、今まで着手することができなかった販路の開拓やキーマンとの接触が可能になります。

 

④ノウハウの提供

成約後も依頼元が単独で効果的な営業活動を行っていけるよう、営業のノウハウや人的関係までしっかり引き継ぎを行います。マーケティングデータも提供されるため、その後の営業活動に活かすことができます。

 

2.料金

・完全成功報酬型：依頼料金は要問合せ

 

テレアポ会社を使わない方法

ここまで、テレアポ会社に営業活動を委ねることは、他の業務へ集中できたりコストを削減できたりと多くのメリットがあることをご紹介してきました。ここでは、テレアポ会社以外で営業活動を効率化する方法をご紹介します。

 

営業支援ツールの活用

営業活動でアポイントをとる場合、電話での営業が一般的でした。しかし近年では、営業活動で出てくる無駄な作業を省きコアな部分に専念できる、「営業支援ツール」が開発されました。営業支援ツールには大きく分けて2つのタイプがあるので、以下でご紹介します。

 

①営業活動全般を支援するツール

営業チームが行っている営業活動を、クラウド化されたシステムに入力し共有・管理するものです。スケジュール管理・案件管理・案件管理・日報管理などといった、営業チームの重要な情報を管理することができます。

 

②リード創出とそれに対するアプローチに特化したツール

リードの創出やメールでの営業アプローチ、アプローチ結果の分析を自動化するツールです。ウェブやデータベース、人工知能などを用いてこれらの活動を自動化します。電話営業でアポイントをとるテレアポに対し、営業支援ツールはメールなどを送信してアポイントを獲得します。

 

RPAの活用

RPAとは、「Robotic Process Automation」の略語です。オフィスの現場で、ソフトウェアを用いてパソコン上の業務プロセスを自動化させることが可能です。

RPAが最も得意としているのは、定期的に発生する膨大な量のデータを扱うような業務です。営業の現場にRPAを導入した場合、受注伝票ファイルを基幹システムへ自動的に入力したり、受注した案件の事務的処理を自動的に行ったりと、営業事務の仕事を大幅に削減します。

さらに、ウェブ上の情報からリードリストを作成し、自動的にメール配信を行うオンライン営業でも力を発揮します。

 

RPAツールの導入を検討する際、費用がかさむのではないか、既存のシステムが大幅に変わってしまうのではないか、といった点について不安に思われるかもしれません。

しかし、RPAツールの導入は、新たな基幹システムの導入よりもコストを抑えることが可能です。さらに、無償ライセンスを活用したトライアル導入ができるので、1つのパソコンから小規模に導入することで導入リスクを最低限にすることができます。

定型業務が多い営業の仕事は、RPAを導入することで業務が飛躍的に効率化されるかもしれません。

 

まとめ

今までは、営業活動の事前準備からクロージングに至るまでの一連のフローを、全て自社の営業チームが行うのが一般的でした。

ところが、テレアポ会社の出現により、営業活動の出だし部分を外部委託することで、商談やクロージングをより質の高いものにすることが可能になりました。

テレアポ会社の完全成果報酬型には、固定費用が不要であること、リスクが少なく依頼しやすいこと、結果が得やすいことなどの特徴があります。

完全成果報酬型のテレアポ専門会社を選ぶ際には、自社のニーズや予算に合い、営業スキルが同等、もしくはそれ以上のクオリティで一心同体になって営業活動に邁進してくれる業者選びをおすすめします。

また、テレアポ会社を活用する以外の方法として、営業支援ツールやRPAの活用を検討してみるのもよいかもしれません。

新規アポを確実に取ろう｜APOLLO SALES